【NO430】農家レストラン
2016年6月1日5月28日(土)に、農家レストラン『はりまのちっちゃな台所』開設に向けての地域調査がありました。加西市・兵庫県立大学・播磨農業高校の連携事業に北条高校の生徒も参加させていただいて、みんなで加西市に新たな魅力を生み出そうという企画です。正式名称は「インバンド型産官高大連携事業」です。当日は、研修で日本を訪れていたタイのチュラロンコン大学の学生もたくさん参加して、意見交換やイベントを楽しみました。いくつかのグループに分かれ、午前中は北条の町を歩いて資源調査、お昼は北条小学校で播磨農業高校の生徒の指導でそば打ち、午後からはワークショップで、資源調査に基づくMAP作成、再確認、意見交換などを行いました。高校生にとっては、何が何だかわからないといったところだったと思いますが、県立大の学生の素晴らしいリーダーシップのおかげで有意義な一日になりました。タイの大学生とのコミュニケーションは英語なので、英会話も少し上達したのではないでしょうか。また、この事業を一緒に進められているスタッフの豪華さにも驚きました。県立大学環境人間学部の内平先生、安枝先生、但陽信用金庫の地域創生部観光・地域資源課長の村上様、神姫バスの地方創生・産学連携プロジェクト担当課長補佐の坂東様(北条高校出身)、播磨農業高校の先生方、市役所のふるさと創造課のみなさんなど、本当にたくさんの方がこの事業に関わっておられます。高校生にとっては、このようなプロジェクトを一緒に経験することで、学校の勉強だけでは得られないものがいっぱいあるなと思いました。今は北条高校からは4人が参加していますが、この事業はこれからがスタートですから、できるだけたくさんの北条高校生に参加してもらって幅広い見識と力をつけてほしいと思いました。