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ふるさと講演会 挨拶

2019年9月27日

みなさんこんにちは。
本校では、社会でご活躍されている卒業生の方をお招きして「ふるさと講演会」を開催して、生徒の進路選択やキャリア教育の推進を図っています。
本日は、本校第28回生で、株式会社リコーの社長をされている山下 良則 様に、大変お忙しい中お越しいただき、この後ご講演をしていただきます。

さて、9月23日にニューヨークで開かれている国連の温暖化対策サミットでスウェーデンの16歳高校生環境活動家グレタ・トゥンベリさんが温室効果ガス排出問題について演説して、大きな反響を呼んでいます。
日本は、2015年に温室効果ガス削減に関する国際的な取り決めとして合意されたパリ協定を踏まえて、温室効果ガスを2030年度には2013年度比で26.0%削減する目標を立てて取り組んでいますが、まだまだ大半の電力は石炭や天然ガスの化石燃料の依存度が高くその達成が危ぶまれています。

このような中で、リコーは日本企業で最初にRE100に参加され、脱炭素社会づくりに貢献されています。RE100とは、事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企業のイニシアチブ(先導すること、主導権)で、「 Renewable Enegy 100% 」の頭文字をとって命名されています。

本日は、山下様に「ビジネスで作る共栄の世界」と題してお話をしていただきますが、高校生のみなさんが、AI、ビックデータ、IoT、ロボティクスなどの高度な先端技術を取り入れている現在のビジネスを通した様々なお話を聞いて、将来について考える視点を学ぶ機会になることを期待しています。

最後になりますが、本日の講演をしていただく山下様、本講演のためにいろいろとご準備いただいた同窓会 副会長の濱本様、大変お忙しい中ご来賓として参加していただいている西村市長様にお礼を申し上げて、私のご挨拶とさせていただきます。

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