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【校長だより】コロナ禍に思う 「いがう、いらあて、クスマ」

2021年5月10日

100年前、「マスク、てあらい、うがい」と街頭張り紙に書かれていたそうです。コロナ禍の現在、緊急事態宣言が発令され、延長され、コロナに振り回される日々が続いていますが、感染防止の基本は「マスク、手洗い、うがい」と変わりがないようです。

第1次世界大戦中のインフルエンザ(スペイン風邪)では、1918年から1920年の3年間で日本では約半数が感染し、死亡者が20万~38万人であったと言われています。世界でも4000万~5000万人の死亡者のため、各国とも兵士不足で世界大戦の終結が早まったという説もあります。現在(2021年5月)、日本のコロナ死亡者は約1万人です。100年前に比べ、人口が2倍、かつ人の移動が広範囲でスピードアップしていることを考えれば、感染者、死亡者とも少ないと言えます。しかし、当時の人達は戦争に加え、見えない恐怖を我々の想像以上に感じていたと思われます。実際にウィルスという存在自体が未発見の時代でした。

我々は平和な日本に住んでいることに感謝しなければなりません。だからこそ、今、ひとり一人ができること「マスク、手洗い、うがい」を徹底していかなければなりません。

我々は約1年半コロナと付き合っていますが、ワクチン、治療薬と希望の光が少しずつ見えています。ひとり一人ができることに取り組み、心身ともに健康であり続ければ、必ず終息する日が来ます。マスクをとり、笑いながら食事ができる日が来ます。その日まで、我慢しましょう!

校長 塙 守久

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