12月1日（水）

人間創造コースの探究活動グループ「ECOチャレンジ班」が加西市社会福祉協議会とコラボして「出張きずなカフェ＠北条高校」として料理教室を開催しました。

ECOチャレンジ班が取り組んでいるのはフードロス削減・獣害被害削減。
「放置柿」を使ったスイーツを考案し、柿の消費を促すプロジェクトです。

放置柿とは10月末になっても木に8割以上の実をつけた柿のことで、そのままにするとその実を食べに鳥やイノシシなどがやってきて周辺の畑の柵を壊したり、畑を荒したりなどの獣害被害の原因になると問題になっています。

そこで、放置柿の需要・消費を促すために放置柿を使ったスイーツを考案しました。
今回の料理教室で作ったのは柿の「ムース」と「ようかん」です。
料理が得意でない人でも作れるように、何度も試作をしてきました。

放置柿も少し手を加えればおいしいスイーツになる！ということを様々な場所でPRして、少しでも放置柿が減らせるようにこれからも活動を続けていきます。

放置柿についてのプレゼンテーションも行いました。
料理教室のために本校生徒に放置柿を募ったら1週間で200個もの柿を提供してもらえました。
家で食べきれずに困っていた生徒もいたそうで、フードロス削減に貢献できました。