北高ブログBlog

【№10】 神仏の世界を垣間見る

2017年6月30日

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6月23日(金)の5・6時間目に、2年4組(人間創造コース)の生徒が、兵庫県教育委員を務める小説家 玉岡かおるさんによる出前授業を受けました。テーマは、「心の教育 神と仏と日本人」。神や仏といわれても今一つピンとこない生徒たちも、玉岡さんに導かれながら、初詣や合格祈願、はたまた、お盆の墓参りなど、自分たちの生活の中に宗教的な要素があることに改めて気づいた様子。話が進むにつれ、世界各地で起こっている深刻な宗教的対立や紛争に思いをいたしながら、神と仏が共存してきた日本文化の基底には、多様なものを受け入れる柔軟さや調和を重んじる精神、寛容さがあることに気づくことができました。講義に引き続いて質問タイム。なかなかいいところを突く質問や感想が出て、ハラハラしながら見守っていた私も感心しました。日本の文化は、世界の未来を照らす灯たりうるのか、そんなグローバルな視点を与えていただきました。

 

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