今年は早い梅雨入りでしたが、６月に入っても雨が少ないように思います。天気もコロナも思い通りにはいかないようです。

北条高校の敷地には、６月にもかかわらずタンポポがまだ見かけられます。タンポポを見るとふと思い出すのが、坂村真民の詩です。

「タンポポ魂」

踏みにじられても

食いちぎられても

死にもしない

枯れもしない

その根強さ

そして　つねに

太陽に向かって咲く

その明るさ

わたしはそれを

わたしの魂とする

コロナ禍の息苦しさのなかで必要な魂ではないでしょうか。

校長　塙　守久